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『Letter』【和書定価新本】

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ボルドー色のクロス装に金の箔押し、小口は天金で、手に収まりのいい小ぶりな上製本。一見して素敵なこの本は、ミナペルホネン・皆川明が日々の言葉を綴った一冊です。

日常の中から素朴で普遍的な美しさを取り出して見せ、長く愛されるファッション&インテリア・プロダクトを数多く生み出した彼は、日々どんなことを感じ、思いつき、言葉に残したのでしょう。

「デザインという実体として残る事とLetterという想いの言葉の関係が互いに響き合いながら私の生きる支えとなっていることを深く感謝しています。」

彼がLetterと名付けたこのテキストは、ウェブストアから発送する服に添えた1枚の紙に記されていたもの。2011年から2018年まで毎週1回書き続けてきたものがこの本になりました。顧客への手紙のような日記のような詩のような言葉。生まれたばかりの曖昧なイメージや記憶を捉えようとした、彼の創造の井戸へ潜って掬い出そうとした、一瞬で消え去ってしまいそうな生活の手触りを書き留めようとした、そんな彼の日々の意識の動きを私たちも感じることができます。

『Letter』皆川明/つるとはな

【出版社のウェブサイトより】
https://www.tsuru-hana.co.jp/books/letter/

ミナ ペルホネンのウェブサイトで人気のページ「Letter」は、オンラインでの服の販売とともに2011年から始まった。皆川明の手書きの詩と写真を、週替わりで用意し、一枚の紙に印刷して、品物に同封するささやかな試み。ウェブサイトでの連載も同時にスタートした。

「Letter」は、文字通り皆川明からの短い手紙のようであり、詩のようであり、呟きのようでもある。服をつくる気持ちの底のほうにあるこれらの言葉は、わたしたちが暮らすこと、生きてゆくことの惑いを、静かに整えてくれる。

「Letter」は読む者のこころに触れる親密な言葉の集まりだ。どこを開いて読んでもかまわない。くり返し手が伸び、任意のページに惹きつけられる、こころの辞書。くり返し手が伸びるのは、装幀の手触りにも理由がある。

装幀はサイトヲヒデユキが担当。ミナ ペルホネンの印刷物を手がけ、2019年、ニューヨークの老舗リッツォーリが刊行したミナ ペルホネンの本『ripples』のアートディレクションも手がけた。本書『Letter』の装幀は、「クロス装、箔押し、天金、角丸、スピンつき」。刺繍やベルベット、レースなど、忘れられつつあった素材や手法を甦らせるミナ ペルホネンの服のように、本書は古き良き装幀の素材、手法を採用した、特別な仕上がりになっている。

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