-
『宝島』森見登美彦(和柄#14)【新柄/第三刷】
¥5,500
【すべて異なる生地の装丁で、それぞれ商品ページが異なります】 森見登美彦さんの書き下ろし作品が、とても素敵な和の装いで刊行されました。 貴重な和柄生地のデッドストックを使ったクロス装ハードカバーで、本文は蛇腹になっています。 当店には今回もすべて異なる柄で入荷しております。 森見さんの真骨頂といえる寓話的なやさしいファンタジーの小品は、まるで時代を超えて愛されてきた昔話のような飽きのこない味わいがあります。 物語は何処かもわからない孤島の砂浜から始まります。七福神をのせた宝船が日本国へ向かう航路で嵐に巻き込まれてしまいます。流れ着いた砂浜で意識を取り戻した恵比寿様は布袋様、弁天様と落ち合って、どうやら遭難してしまったことを知ります。さてどうしたものかと思案する一行に、俄かに不穏な展開が訪れます。 挿絵は江戸琳派の祖、酒井抱一が私淑した尾形光琳を模した『光琳略画』から。素朴で力の抜けた、しかし絶妙に愛らしいフォルムがたまりません。森見さんの作品の世界にぴったりです。 『宝島』森見登美彦/ミモザブックス
-
『宝島』森見登美彦(和柄#12)【新柄/第三刷】
¥5,500
【すべて異なる生地の装丁で、それぞれ商品ページが異なります】 森見登美彦さんの書き下ろし作品が、とても素敵な和の装いで刊行されました。 貴重な和柄生地のデッドストックを使ったクロス装ハードカバーで、本文は蛇腹になっています。 当店には今回もすべて異なる柄で入荷しております。 森見さんの真骨頂といえる寓話的なやさしいファンタジーの小品は、まるで時代を超えて愛されてきた昔話のような飽きのこない味わいがあります。 物語は何処かもわからない孤島の砂浜から始まります。七福神をのせた宝船が日本国へ向かう航路で嵐に巻き込まれてしまいます。流れ着いた砂浜で意識を取り戻した恵比寿様は布袋様、弁天様と落ち合って、どうやら遭難してしまったことを知ります。さてどうしたものかと思案する一行に、俄かに不穏な展開が訪れます。 挿絵は江戸琳派の祖、酒井抱一が私淑した尾形光琳を模した『光琳略画』から。素朴で力の抜けた、しかし絶妙に愛らしいフォルムがたまりません。森見さんの作品の世界にぴったりです。 『宝島』森見登美彦/ミモザブックス
-
『宝島』森見登美彦(和柄#11)【新柄/第三刷】
¥5,500
【すべて異なる生地の装丁で、それぞれ商品ページが異なります】 森見登美彦さんの書き下ろし作品が、とても素敵な和の装いで刊行されました。 貴重な和柄生地のデッドストックを使ったクロス装ハードカバーで、本文は蛇腹になっています。 当店には今回もすべて異なる柄で入荷しております。 森見さんの真骨頂といえる寓話的なやさしいファンタジーの小品は、まるで時代を超えて愛されてきた昔話のような飽きのこない味わいがあります。 物語は何処かもわからない孤島の砂浜から始まります。七福神をのせた宝船が日本国へ向かう航路で嵐に巻き込まれてしまいます。流れ着いた砂浜で意識を取り戻した恵比寿様は布袋様、弁天様と落ち合って、どうやら遭難してしまったことを知ります。さてどうしたものかと思案する一行に、俄かに不穏な展開が訪れます。 挿絵は江戸琳派の祖、酒井抱一が私淑した尾形光琳を模した『光琳略画』から。素朴で力の抜けた、しかし絶妙に愛らしいフォルムがたまりません。森見さんの作品の世界にぴったりです。 『宝島』森見登美彦/ミモザブックス
-
『宝島』森見登美彦(和柄#9)【新柄/第三刷】
¥5,500
【すべて異なる生地の装丁で、それぞれ商品ページが異なります】 森見登美彦さんの書き下ろし作品が、とても素敵な和の装いで刊行されました。 貴重な和柄生地のデッドストックを使ったクロス装ハードカバーで、本文は蛇腹になっています。 当店には今回もすべて異なる柄で入荷しております。 森見さんの真骨頂といえる寓話的なやさしいファンタジーの小品は、まるで時代を超えて愛されてきた昔話のような飽きのこない味わいがあります。 物語は何処かもわからない孤島の砂浜から始まります。七福神をのせた宝船が日本国へ向かう航路で嵐に巻き込まれてしまいます。流れ着いた砂浜で意識を取り戻した恵比寿様は布袋様、弁天様と落ち合って、どうやら遭難してしまったことを知ります。さてどうしたものかと思案する一行に、俄かに不穏な展開が訪れます。 挿絵は江戸琳派の祖、酒井抱一が私淑した尾形光琳を模した『光琳略画』から。素朴で力の抜けた、しかし絶妙に愛らしいフォルムがたまりません。森見さんの作品の世界にぴったりです。 『宝島』森見登美彦/ミモザブックス
-
『宝島』森見登美彦(和柄#8)【新柄/第三刷】
¥5,500
【すべて異なる生地の装丁で、それぞれ商品ページが異なります】 森見登美彦さんの書き下ろし作品が、とても素敵な和の装いで刊行されました。 貴重な和柄生地のデッドストックを使ったクロス装ハードカバーで、本文は蛇腹になっています。 当店には今回もすべて異なる柄で入荷しております。 森見さんの真骨頂といえる寓話的なやさしいファンタジーの小品は、まるで時代を超えて愛されてきた昔話のような飽きのこない味わいがあります。 物語は何処かもわからない孤島の砂浜から始まります。七福神をのせた宝船が日本国へ向かう航路で嵐に巻き込まれてしまいます。流れ着いた砂浜で意識を取り戻した恵比寿様は布袋様、弁天様と落ち合って、どうやら遭難してしまったことを知ります。さてどうしたものかと思案する一行に、俄かに不穏な展開が訪れます。 挿絵は江戸琳派の祖、酒井抱一が私淑した尾形光琳を模した『光琳略画』から。素朴で力の抜けた、しかし絶妙に愛らしいフォルムがたまりません。森見さんの作品の世界にぴったりです。 『宝島』森見登美彦/ミモザブックス
-
『宝島』森見登美彦(和柄#7)【新柄/第三刷】
¥5,500
【すべて異なる生地の装丁で、それぞれ商品ページが異なります】 森見登美彦さんの書き下ろし作品が、とても素敵な和の装いで刊行されました。 貴重な和柄生地のデッドストックを使ったクロス装ハードカバーで、本文は蛇腹になっています。 当店には今回もすべて異なる柄で入荷しております。 森見さんの真骨頂といえる寓話的なやさしいファンタジーの小品は、まるで時代を超えて愛されてきた昔話のような飽きのこない味わいがあります。 物語は何処かもわからない孤島の砂浜から始まります。七福神をのせた宝船が日本国へ向かう航路で嵐に巻き込まれてしまいます。流れ着いた砂浜で意識を取り戻した恵比寿様は布袋様、弁天様と落ち合って、どうやら遭難してしまったことを知ります。さてどうしたものかと思案する一行に、俄かに不穏な展開が訪れます。 挿絵は江戸琳派の祖、酒井抱一が私淑した尾形光琳を模した『光琳略画』から。素朴で力の抜けた、しかし絶妙に愛らしいフォルムがたまりません。森見さんの作品の世界にぴったりです。 『宝島』森見登美彦/ミモザブックス
-
『宝島』森見登美彦(和柄#6)【新柄/第三刷】
¥5,500
【すべて異なる生地の装丁で、それぞれ商品ページが異なります】 森見登美彦さんの書き下ろし作品が、とても素敵な和の装いで刊行されました。 貴重な和柄生地のデッドストックを使ったクロス装ハードカバーで、本文は蛇腹になっています。 当店には今回もすべて異なる柄で入荷しております。 森見さんの真骨頂といえる寓話的なやさしいファンタジーの小品は、まるで時代を超えて愛されてきた昔話のような飽きのこない味わいがあります。 物語は何処かもわからない孤島の砂浜から始まります。七福神をのせた宝船が日本国へ向かう航路で嵐に巻き込まれてしまいます。流れ着いた砂浜で意識を取り戻した恵比寿様は布袋様、弁天様と落ち合って、どうやら遭難してしまったことを知ります。さてどうしたものかと思案する一行に、俄かに不穏な展開が訪れます。 挿絵は江戸琳派の祖、酒井抱一が私淑した尾形光琳を模した『光琳略画』から。素朴で力の抜けた、しかし絶妙に愛らしいフォルムがたまりません。森見さんの作品の世界にぴったりです。 『宝島』森見登美彦/ミモザブックス
-
『宝島』森見登美彦(和柄#5)【新柄/第三刷】
¥5,500
【すべて異なる生地の装丁で、それぞれ商品ページが異なります】 森見登美彦さんの書き下ろし作品が、とても素敵な和の装いで刊行されました。 貴重な和柄生地のデッドストックを使ったクロス装ハードカバーで、本文は蛇腹になっています。 当店には今回もすべて異なる柄で入荷しております。 森見さんの真骨頂といえる寓話的なやさしいファンタジーの小品は、まるで時代を超えて愛されてきた昔話のような飽きのこない味わいがあります。 物語は何処かもわからない孤島の砂浜から始まります。七福神をのせた宝船が日本国へ向かう航路で嵐に巻き込まれてしまいます。流れ着いた砂浜で意識を取り戻した恵比寿様は布袋様、弁天様と落ち合って、どうやら遭難してしまったことを知ります。さてどうしたものかと思案する一行に、俄かに不穏な展開が訪れます。 挿絵は江戸琳派の祖、酒井抱一が私淑した尾形光琳を模した『光琳略画』から。素朴で力の抜けた、しかし絶妙に愛らしいフォルムがたまりません。森見さんの作品の世界にぴったりです。 『宝島』森見登美彦/ミモザブックス
-
『宝島』森見登美彦(和柄#4)【新柄/第三刷】
¥5,500
【すべて異なる生地の装丁で、それぞれ商品ページが異なります】 森見登美彦さんの書き下ろし作品が、とても素敵な和の装いで刊行されました。 貴重な和柄生地のデッドストックを使ったクロス装ハードカバーで、本文は蛇腹になっています。 当店には今回もすべて異なる柄で入荷しております。 森見さんの真骨頂といえる寓話的なやさしいファンタジーの小品は、まるで時代を超えて愛されてきた昔話のような飽きのこない味わいがあります。 物語は何処かもわからない孤島の砂浜から始まります。七福神をのせた宝船が日本国へ向かう航路で嵐に巻き込まれてしまいます。流れ着いた砂浜で意識を取り戻した恵比寿様は布袋様、弁天様と落ち合って、どうやら遭難してしまったことを知ります。さてどうしたものかと思案する一行に、俄かに不穏な展開が訪れます。 挿絵は江戸琳派の祖、酒井抱一が私淑した尾形光琳を模した『光琳略画』から。素朴で力の抜けた、しかし絶妙に愛らしいフォルムがたまりません。森見さんの作品の世界にぴったりです。 『宝島』森見登美彦/ミモザブックス
-
『宝島』森見登美彦(和柄#1)【新柄/第三刷】
¥5,500
【すべて異なる生地の装丁で、それぞれ商品ページが異なります】 森見登美彦さんの書き下ろし作品が、とても素敵な和の装いで刊行されました。 貴重な和柄生地のデッドストックを使ったクロス装ハードカバーで、本文は蛇腹になっています。 当店には今回もすべて異なる柄で入荷しております。 森見さんの真骨頂といえる寓話的なやさしいファンタジーの小品は、まるで時代を超えて愛されてきた昔話のような飽きのこない味わいがあります。 物語は何処かもわからない孤島の砂浜から始まります。七福神をのせた宝船が日本国へ向かう航路で嵐に巻き込まれてしまいます。流れ着いた砂浜で意識を取り戻した恵比寿様は布袋様、弁天様と落ち合って、どうやら遭難してしまったことを知ります。さてどうしたものかと思案する一行に、俄かに不穏な展開が訪れます。 挿絵は江戸琳派の祖、酒井抱一が私淑した尾形光琳を模した『光琳略画』から。素朴で力の抜けた、しかし絶妙に愛らしいフォルムがたまりません。森見さんの作品の世界にぴったりです。 『宝島』森見登美彦/ミモザブックス
-
『魔女のカレンダー』万城目学【新本和書定価】
¥5,500
「いつの頃からだろう。 自分の誕生日を忘れてしまった。」 この本は万城目学が書き下ろす、誕生日をテーマにした心温まる小品です。 39歳を迎える誕生日、男性は電車の中で不思議な出来事に遭遇します。目の前に不意に現れた一冊の本。それを開くと謎めいた少年まで現れて……。少年に導かれて、男性は祖母がずっと過去から今の彼に宛てた謎かけを読み解いていきます。日常の中に温かなファンタジーを立ち上げる作風は万城目さんならではといえます。 何歳になっても誕生日は、ギフトボックスを開けるように、心に眠っている思い出や誰かの愛情と出会える大切な日なのだと、あらためて感じさせてくれる作品です。 この美しくて愛らしい本は、”GIFT STORY”と題されたシリーズの、”Birthday”をテーマにしたもののひとつです。 本から箱にいたるまですべてが丁寧に作られていて、とてもかわいらしいんです。紅に近い赤色に金の箔押しというデザインは本と箱がお揃いで、本は革のような手触りのクロス装。小口は三方金です。 バースデーカードが入っていて、裏を返すと万城目さんから手書きのメッセージが入っています。 どなたかへの、あるいはご自身への贈り物におすすめです。 『魔女のカレンダー』 万城目学/ミモザブックス ※ギフトラッピングも承ります。メッセージにてお申しつけください。
-
『je suis là ここにいるよ』【新本和書定価】
¥2,860
こんなに心に染みる造本があったかな……と思える、ずっと持っていたい絵本が生まれました。 亡くなってしまって、もう姿が見えない愛するネコ。見えないけれど、いまもここにいる。 ネコを亡くしたボクはただ一人、クリーム色の本文用紙にぽつんと描かれている。 亡くなったネコは、薄い膜のような半透明の紙に描かれて、いつもと同じくボクの側にいるのに、別のレイヤーに行ってしまってボクには見えない。 それが、段々と、見えないけれどそこにいると感じられてくる。 愛する存在と死別する悲しみとそれを受け入れること、その心の流れを、造本の技法によってこんなにも心に迫るものとして表現できるなんて、素晴らしいなと思います。もちろん、素直で余計なものを脱ぎ捨てた絵と言葉が魅力的なのは言うまでもありません。 『je suis là ここにいるよ』 シズカ 作・絵/月とコンパス
-
サイン本『辺境恋愛詩』雪舟えま【和書定価新本】
¥3,080
SOLD OUT
短歌集の名作『たんぽるぽる』を生んだ歌人の雪舟えまさんは、小説もとても素敵なんです。 その最新作『辺境恋愛詩』がサイン本で入荷しました。 雪舟えまさんの小説といえば、『凍土二人行黒スープ付き』(増補版/創元文芸文庫)がとても素敵な短編集でした。 宇宙のどこかの惑星を舞台に、透徹した、荒涼としたともいえる世界の中で、家の声を聞くことができる主人公シガとクローン人間のナガノの旅と愛の深まりを描いたいくつの短編が、この作品集の核となっていました。SFといえばそうなのかもしれませんが、静寂の中にほんのりと温かさと切なさがある物語です。 そのシガとナガノの旅の続きを描くのがこの『辺境恋愛詩』です。前作世界がお好きな方、雪舟えまさんの歌を愛する方はきっと待望の作品ですよね。 美しい装画は、漫画家の小松万記さん。 雪舟さんのサインが入った後にシュリンクパックしてから発送された製品で、まったくの未開封です。 〜出版レーベル soyogo booksの紹介文引用〜 家と対話ができる「家読み」シガと逃亡中のクローン人間ナガノ。 愛し合うふたりは家読みの仕事をしながら幸せな旅を続けていたが、 ひとつの事件がきっかけで遥かなる地への逃避行がはじまる。 とある惑星の大陸を駆け抜けるふたりが行き着いた先で見たものとは‥‥‥ 歌人でもある小説家・雪舟えまが書き継ぐSF恋愛小説。 『凍土二人行黒スープ付き[増補改訂版]』(東京創元社)から連なるふたりの旅の物語を、ぜひお楽しみください。 一章 魚の宿で 二章 まるで前世のこと 三章 左目と幼心 四章 ずっと愛の中 五章 黒スープと豆脂糖 六章 ほんとうの星 七章 凍土ふたたび 八章 命の火 2016年刊行の「凍土二人行黒スープ付き」に登場した家読みのシガとクローン人間ナガノ。約10年の時を経て、このふたりの新しい旅の物語が誕生しました。 物語の舞台は地球ではないどこかの星。 不思議な名前の美味しそうな食事や幻想的な風景とともに、 ふたりのスリリングな逃避行の旅をぜひお楽しみください。 雪舟 えま (ユキフネ エマ) (著) 1974年北海道生まれ。歌人、小説家。著書に歌集『たんぽるぽる』、『緑と楯 ロングロングデイズ』、小説『タラチネ・ドリーム・マイン』、『バージンパンケーキ国分寺』、『凍土二人行黒スープ付き 増補改訂版』、『緑と楯ハイスクール・デイズ』、古典現代語訳『BL古典セレクション① 竹取物語 伊勢物語』、文芸絵本『ナニュークたちの星座』、日記『地球の恋人たちの朝食』など著書多数。
-
『デザインのアトリエ 活版印刷』【新本和書定価】
¥2,420
どんなにたくさんの文量のテキストでも手軽にデータで扱えるわたしたちの時代に、それでも活字を目と手で拾い集めて活版印刷をおこなう職人さんたちがいます。 何世紀にもわたって受け継がれ、洗練されてきた活版印刷による版面には、字体のひとつひとつ、にじみ、凹凸、余白など、立体的な造形の美しさと質感がありますよね。 クオリアを持った文字は、たんなる文章の伝達の域を超えた何かを読者に感じさせてくれます。 この絵本は、印刷職人さんが活版印刷の基本を教えてくれます。印刷以前の手書きの時代に始まって、活字の誕生からグーテンベルクの革命的印刷機への歴史をおさらいして、いざ工房へとガイド。とてもわかりやすい解説です。 4色刷りの版画がシンプル&モダンでとても素敵です。 『デザインのアトリエ 活版印刷』 ギャビー・バザン作、みつじまちこ訳/グラフィック社
-
『ストーナー』【和書定価新本】
¥2,860
私たちは歳を重ねてくると、ふと「結局、何者にもなれなかった人生たったな」と、ある種の安らかな諦めを感じることがあるのかもしれません。だけどこれで良かったと、心の底からそう思える瞬間をこの作品は見事に描きます。文学者の道に挫折した冴えない田舎の老教授が「あのとき気づけなかった」人生の煌めきを再発見する、尊く美しい小説です。 『ストーナー』(ジョン・ウィリアムズ著/東江一紀訳/作品社)
-
『朝のピアノ 或る美学者の「愛と生の日記」』キム・ジニョン【新本和書定価】
¥2,420
この234の断章は死をもって終わるけれど、そこにある静かで確かな生きる意志は、これを読んだ私たちみんなの別々の生の中に続いていく。そんな思いが湧き上がる一冊です。 「2017年7月、がんの宣告を受けた。それまで続いていたすべての日常生活は、シャッターを下ろしたように中断された。病院での闘病生活が始まり、患者としての日々が始まる。あれからちょうど十三ヶ月。この書は、その間に私の体と心、そして精神を通り過ぎていった小さな出来事の記録である。」 この日記の主、キム・ジニョンは韓国の哲学・美学者で、ヴァルター・ベンヤミンやロラン・バルトの研究者として知られています。彼が死の三日前まで綴ったこの日記は、内省の言葉、日常の描写、哲学的な思索、マルセル・プルーストやグレン・グールド、松尾芭蕉の引用がちりばめらた断章で、彼自身が翻訳したバルトの『喪の日記』を彷彿とさせます。 『喪の日記』が母を失った悲しみの中から新しい生と愛を見つけ出す試みだったように、この日記は死の迫る中にあっても生きること、他者を愛することを捉え直す試みのように読めます。 「病は自然である。わたしはいま、自分の中の自然と向き合っている。自然と向き合うということーーこれは忘れられていた原点に戻るということ、わたしの自然と新たな人生を始めるということだ。ヴィタノーヴァの時間。」 『朝のピアノ 或る美学者の「愛と生の日記」』 キム・ジニョン 著 小笠原藤子 訳 CEメディアハウス 刊
-
『簡素な生き方』【和書新本定価】
¥1,540
「自分が持っているものに対する満足感は、持っていないものへの執着によって驚くほどかき乱されます。」 多様性の時代と言われる昨今、非常に多くの情報が毎日溢れていて、無意識のうちに関心は自分ではないところへ向いている時間が増えているように感じます。 生き方における『本質』は何なのか、何を心に留めて生きていくのか。 改めて自分の根底にある本当の気持ちと向き合える機会をくれた1冊だと感じました。 120年前も今も、人生において重要なことはシンプルで変わらないもの。 でも、変わりゆく時代の中でその重要なことを忘れてしまうことがある。 大切にしていきたいことを見失わないよう、また時間が経ってからも読み直したいと思いました。 以下、出版社の紹介ページより引用 100年前にフランスで生まれ、アメリカで100万部を突破した「うつくしい道徳」が、よみがえる。心を正す、簡素な生活とは? 精神の在り方とは? 人との接し方とは?今こそ読み直したい、心を正し、簡素に生きるための指針。 100年前にフランスで生まれ、アメリカで100万部を突破した「うつくしい道徳」が、よみがえる。 心を正す、簡素な生活とは? 精神の在り方とは? 人との接し方とは? 今こそ読み直したい、心を正し、簡素に生きるための指針。 フランス・シンプル思考の源流。 ○簡素の精神 簡素の本質とは、質素な服、住まい、ほどほどの暮らし、貧乏を指すのではない。 簡素な生活とはシンプルな暮らしではなく、あるがままの自分でいること。 人間の理想は、生活を生活そのものより偉大な宝物に変えること。 ○簡素な言葉 新聞をうのみにするな。記者は相食む蛇であり、仲間内で競争をしている。 事実ではなく利益になることを言う人の、単純化された話を信じてはいけない。 美しい言葉は着飾った奉公人のようなもので、奉公人本来の役目を果たさない。 ○簡素な義務 偉業に挑んで失敗した時ではなく、単純な義務を怠けたとき、人は魂を失う。 破産して「何一つ失うものはない」というときは、手元に残った破片を拾うこと。 窓ガラスが割れた時、犯人が見つかるまで割れたままにしておくのは愚かなこと。 ○簡素な楽しみ 戦場で一瞬、歌を口ずさむ兵士がいるように、困難のさなかにも喜びは見つかる。 喜劇を見て評論する知識人より、大笑いする庶民のほうが、楽しむことの達人。 悲しむ人に合わせて悲しい顔を作るより、その人が一粒の楽しみを見つける手伝いをせよ。 ・・・このほか、思想、欲求、ビジネス、人間関係、家庭、センスについて、いかに簡素であるべきかを提示。 *** 本書は著者が結婚式でしたスピーチがもととなっている。話に感動した列席者が出版社に勤めており、書籍化を提案。半年後にフランスで刊行された。 ルーズベルト大統領が「私たちが心に銘記すべきことをこれほど多く含んでいる書物は、私の知る限り他にはない」と絶賛したことでアメリカで100万部を超え、ヨーロッパでもさらに広く読まれた。 引用元ページ https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000189944 『簡素な生き方』 シャルル・ヴァグネル著 山本和子訳 講談社 ISBN:978-4-06-220213-8
-
『ピンクのカラス』【和書定価新本】
¥1,980
いろんな服を着てみるんだけど、何を着てもちょっと自信が持てない……。そんな気持ちを楽にして元気にしてくれる絵本だと思います。 この絵本に描かれる一羽のカラスは、圧倒的な躍動感と美しいフォルムを持っています。それは側から見ている私たちには最初から明らか。羽をピンクに塗っても、青に塗っても、私たちにはどれも美しく見えます。でも、新しい色を纏うたびカラス自身は、嬉しくなるけれど、すこし寂しくなります。他の誰かみたいになりたかったわけじゃない。そして迷いは深まる。 でも、ふとそれを振り切ることができたとき、ありのままの黒でいることが嬉しくなって、力強く羽ばたくことができます。そのしなやかに躍動するフォルムこそが美しさの源なんだということを、圧倒的な絵の力をもって私たちに感じさせてくれます。 絵を描いたのはグラフィックアーティストの牧かほりさん。フィジカルとデジタルを自在に行き来して、動的で活力のある作品を数多く生み出しています。文は松本千登世さん。エッセイスト、インタビュアーとして、女性が美しくあることについて多面的に考え発信してきました。 そのままの自分でいられるようになったとき、どの色を纏った自分もまた楽しめるようになるのかもしれませんね。 『ピンクのカラス』 文 松本千登世 画 牧かほり BOOK 212
-
『宇宙の果てには売店がある』【和書定価新本】
¥1,980
「光速でパンを買ってきたので、不良達は年をとり、もう落ち着いていた。」 「実家の壁に時空の穴があるが、普段は地元の信用金庫のカレンダーを貼って隠している。」 こんな小さな本の中に、懐かしくて温かい宇宙時代の日常が封じ込められています。どのページを開いても、生活のひとコマから世界が立ち上がります。せきしろさんといえば、情景や妄想を哀愁と可笑しみのある自由律俳句の短い言葉に結晶させる名人。この本にもその魅力が詰まっています。 劇団ヨーロッパ企画代表の上田誠さんが帯に寄せた言葉、「郷愁とセンスオブワンダーと卓抜な笑い」がこの本の魅力を端的に表しています。 文庫本よりも小さい愛らしいこの本を持ち歩けば、ちょっとした隙間時間でも意識が宇宙に飛ぶのではないかと思います。 『宇宙の果てには売店がある 生活感のあるSF掌編集』 せきしろ/シカク出版
-
『some and every』【和書定価新本】
¥2,500
画家・イラストレーターの牧野千穂さんの描く猫たちは、どうしてこんなに魅力的なんでしょう。上品さと無邪気さと思慮深さが混ざり合ったような、特別な雰囲気がします。彼らのフォルムや着ているもののスタイルにもすべて独特の美しさがあります。 このあたらしい作品集『some and every』にもそんな猫たちがたくさん登場します。それに、カワウソやネズミやブタたちも少し。モノクロのパステル画に赤や黄色のアクセントが美しく映えます。 CDジャケットよりひとまわり大きいくらいの手に馴染む判型で64ページ。とても素敵な一冊です。 『some and every』 牧野千穂/nowaki この本を作ったのは京都で器と本を売っているお店、nowakiさん。 https://nowaki3jyo.exblog.jp/ ミロコマチコさんやユカワアツコさんの展示や作品集出版を手掛けています。
-
サイン&手書きイラスト入り『しばいぬときせつのごはん・おやつ』村田夏佳【新本和書定価】
¥1,540
【クリスマスギフト・ラッピングのオプションもあります】 https://flaneur.base.ec/items/127505923 幸せそうなワンコを見ること以上に幸せなことなどありましょうか(いやない)! 「もふもふ×もぐもぐ」となると……あぁ! この絵本は、タイトル『しばいぬときせつのごはん・おやつ』が表すとおり、期待通りの幸せがぎゅうと詰まった一冊です。 しばいぬのくろまろとその家族、ごまたろうとその家族の総勢9匹が、日本の四季折々のごはんとおやつを紹介してくれます。 冬はあずきがゆにかぼちゃの煮物、年越しそばにおせち料理、七草粥。もちろん春、夏、秋の美味しいものもたくさん描かれています。巻末には「きせつのごはん・おやつの豆知識」もあって、親子で旬の食材やおもだった伝統の季節料理を知ることができます。 水彩イラストのシリーズ「しばいぬとおやつ」でさまざまな雑貨を手掛けてきたイラストレーター村田夏佳さんの絵本です。 サイン&イラストを手書きでいただいています。一冊ずつ絵柄が異なります。どんな絵柄があたるか、どうぞお楽しみに! 『しばいぬときせつのごはん・おやつ』 村田夏佳/金の星社
-
『ウンベルト・エーコの文体練習 完全版』 【和書新本アウトレット】
¥660
【新本アウトレットのため、定価の50%OFFとなっています】 『薔薇の名前』の作者として知られるイタリアの作家・哲学者ウンベルト・エーコの遊び心が詰まった短編集です。 コロンブスの新大陸発見をTV中継スタイルでやったり、「編集者への読書レポート」という体で聖書や『新曲』、『ドン・キホーテ』なんかをコテンパンにしたり、紙幣だって印刷物なんだからと書評してみたりと、パロディの精神と技巧が大盤振る舞い。 『ウンベルト・エーコの文体練習 完全版』 ウンベルト・エーコ/和田忠彦 訳 河出書房新社
-
『幽霊』イーディス・ウォートン【新本和書定価】
¥2,970
『幽霊』(作品社)は、北米、イギリス、ヨーロッパの屋敷や城を舞台に、美しい意匠と、人々の、とりわけ女性の情念と、静かに迫り来る怪異の恐怖を繊細に描く、幽霊小説集の傑作です。 イーディス・ウォートンは、20世紀初頭のアメリカにあったエレガンスを素晴らしい繊細さで描き出します。時代の変わり目にあって、消えゆく上流階級の人々やその文化的遺産の数々を、郷愁と批評の入り混じる言葉でディテール豊かに書きました。 代表作のひとつ『無垢の時代』は、映画「エイジ・オブ・イノセンス」を通じて覚えていらっしゃる方も多いかもしれません。保守的な社交界と新しい市民社会の間で葛藤する女性たちの内心を描くのも彼女の魅力のひとつです。 そんなウォートンの大きな魅力として、ゴースト・ストーリーもあります。幽霊を信じる、幽霊と交わることができる特別な人というより、死者や怪異の気配をある種の静謐さや神聖さを持った恐れとして感じる「幽霊を感じる人」を描く物語は、私たちも感じたことがある何かを描いた普遍性があるようにも思います。 かつてハードカバーで刊行されていた名著が新装版として戻ってきました。おすすめです。 『幽霊』 イーディス・ウォートン 薗田美和子、山田晴子 訳 作品社
-
サイン本『まてまて、ごめん。』渡辺朋/早川世詩男【和書定価新本】
¥1,760
謝りたい、謝らなきゃって思っているのに、なかなか言い出せない。みなさんそんなときがありますよね。 小学生のそうたもクラスメートのハルに謝りたくて、どうにかがんばって手紙に「ごめん」と書いたんです。でも、その「ごめん」が逃げ出しちゃった。文字が文字通り逃げ出しちゃったのです。 「ごめん」が町中を逃げ回って、町の人々の「ごめん」もみんな一緒になって逃げていきます。逃走する「ごめん」の群れをよく見ると、いろんな「ごめん」がいるものですね。感心しちゃいます。 でも、そうしているうちにも町はてんやわんやに。そうたはごめんを取り戻すことができるんでしょうか?! 言葉が逃げ出すという奇想が魅力ですが、絵も素晴らしいんです。躍動感あふれる構図とかわいい配色が楽しくて、何度も眺めていたくなります。彩色はアクリル絵の具、線画は丸ペンを使ったアナログ絵なんだそうです。均一なようでわずかにある塗りムラや、太さに揺らぎのある線が絵に温かい質感を生み出しているように感じます。 『まてまて、ごめん。』 渡辺朋 作/早川 世詩男 絵 童心社 刊 2025.11.7~11.30 フラヌール書店で原画展を開催しています。ぜひご覧になってみてください。
