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『トーキョー湯けむり裸の心 品川Lover編』川上修生【和書定価新本】

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「これはどこの銭湯でも同じなのだが、その日最初に全身を湯に浸すときの快楽と言ったらない。
 無上の無上。
 全身がジンジンジンジン喜びで満たされる。」

品川区で営業している銭湯は、今年4月の時点で20だそうです。そのうち19の銭湯を巡って、銭湯へのラブレターのごとく思いの丈を綴った銭湯ジンがこれ、『トーキョー湯けむり裸の心 品川Lover編』です。

書いたのは川上修生さん。どうやらフラヌール書店からも近い戸越銀座あたりにお住まいで、街歩きと銭湯が大好きなことがおしゃべりから察せられます(お話するのも本を見せてもらうのも今日が初めてなもので)。品川区にとどまらず、東京中の銭湯探訪を続けているといいます。

「端的に言うと、『救われた』のです。銭湯に」

銭湯探訪のきっかけをそう語る川上さんの文は、建物の細部や周りの町並み、お風呂で居合わせた人々とのささやかな交流など、消えつつあるものを大切に掬い上げるような優しさがある……とも言えますが、コミカルでテンポよく進んでいきます。カバーのイラストも川上さんが描いているのですが、このタッチのユルさそのままの文章。

銭湯で会う人々の日常だけでなく、銭湯とその周辺の街の歴史にも目を配る、散歩者の眼差しが素敵な一冊です。

『トーキョー湯けむり裸の心 品川Lover編』
川上修生

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