※ご予約『詩が教えてくれたこと』(田中和雄/童話屋)
¥1,430
発送予定:2026年8月29日 から順次発送
※8/29頃発売予定で、ご予約を承ります。
詩の出版社、童話屋の創業者で編集長の田中和雄さんの本が出ます。
『ポケット詩集』シリーズをはじめ、50年にわたって現代詩を私たちに届け続けてきた田中さんが、詩人たちとの交流や、詩の編集者という仕事のこと、これから詩と出会う人たちへのアドバイスなど、優しくわかりやすい言葉で語りかける一冊です。
茨木のり子、石垣りん、三好達治、まど・みちお、谷川俊太郎、阪田寛夫、くどうなおこなど、たくさんの詩人たちとのエピソード、60編の詩を収録し、その詩にまつわる編集者としての思い出や読みどころなど、充実した内容です。
手に収まりの良い新書判で、茨木のり子『詩のこころを読む』とも同じ大きさです。
本書は、2012年に田中和雄さんがナビゲーターを務めたNHKカルチャーラジオ「詩歌を楽しむ 詩のトビラ ひらけごま!」テキストをもとに加筆修正したものです。そのため中高生から大人まで幅広い方々にとって優れた詩の入門書になっていると思います。
【出版社による本書の紹介】(以下引用)
◆日本の近代詩を味わう入門書、新しい決定版!
童話屋編集長・田中和雄(91歳)が50年の長きにわたり出会ってきた詩人たちの言葉と、その魅力をやさしく綴る一冊です。
谷川俊太郎、茨木のり子、まど・みちお、三好達治、阪田寛夫、石垣りん、吉野弘、川崎洋、俵万智、宮沢賢治、北原白秋など詩人・歌人たちの作品や人柄にふれながら、詩の面白さ、ことばの力をあらためて伝えます。
●詩の入門書といえば、三好達治『詩を読む人のために』、茨木のり子『詩のこころを読む』(いずれも岩波書店)という名著があります。著者の田中和雄(91歳)はこの2冊に導かれて詩に目覚め、詩の本の編集者になりました。
●本書では、数々のすぐれた詩が“教えてくれたこと”を中学生にもわかる平易な言葉で書いています。
●宮沢賢治の「雨ニモマケズ」に心を打たれた著者の少年時代のことや、40年以上に渡り交流をもった谷川俊太郎、広告会社時代からの盟友である工藤直子、晩年に親しくさせていただいた茨木のり子、石垣りん、まど・みちお、阪田寛夫といった詩人たちとの交流も綴りました。
●国語の先生や保護者の方の参考となるように、著者が小中学校でおこなってきた「詩の授業」も誌上再録しました。
●詩を愛する人はもちろん、詩になじみのない人、詩を読んだことのない人にこそ、手に取っていただきたい本です。「子どもの心」を思い出したい人にもおすすめします。
●約60編の詩歌を収録。きっとあなたの心に響く詩と出会えます。そして、詩が新しいトビラを開けてくれるでしょう。
目次
はじめに
一. 「詩のトビラ」を開ける
自分の感受性くらい(茨木のり子)ぞうさん(まど・みちお)
くまさん(まど・みちお)
二. 「雨ニモマケズ」が「ポケット」に
雨ニモマケズ(宮沢賢治)詩は たぶん(川崎洋)地下水(川崎洋)
三. いま どこにいるの
つき(谷川俊太郎)ふじさんとおひさま(谷川俊太郎)
おに(谷川俊太郎)青い地球はだれのもの(阪田寛夫)
水の星(茨木のり子)月から見た地球(北原白秋)
四. どこから来たの
ぺんぎんの子が生まれた(川崎洋)I was born (吉野弘)
はるかな国から-序にかえて(三好達治)
二十億光年の孤独(谷川俊太郎)ありがとう(谷川俊太郎)
五. わたしはだれ?わたしは何?
ぼく(谷川俊太郎)生まれたよぼく(谷川俊太郎)ぱん(谷川俊太郎)
ゴリラはごりら(くどうなおこ)おーい(くどうなおこ)
たくさんの今日(くどうなおこ)
六. 二人で生きる
祝婚歌(吉野弘)どうして一緒にいるんだろう(谷川俊太郎)
ひとり暮らし(茨木のり子)
七. どう生きるの
倚りかからず(茨木のり子)汲むーY・Yにー(茨木のり子)
表札(石垣りん)
八. ふつうの暮らし
便所掃除(濱口國雄)夕方の三十分(黒田三郎)学校(辻征夫)
九. やさしさは限りがない
店屋さんごっこ(池下和彦)利き手(池下和彦)好物(池下和彦)
表情(池下和彦)『オレがマリオ』より(俵万智)
チョウチョウ(まど・みちお)にじ(まど・みちお)
十. かまきり語、かぜ語
おれはかまきり(くどうなおこ)「し」をかくひ(くどうなおこ)
どんぐり(くどうなおこ)
十一.子どもが笑う
おならうた(谷川俊太郎)おならは えらい(まど・みちお)
おしっこのタンク(阪田寛夫)スケベエ大会(阪田寛夫)
おとなマーチ(阪田寛夫)けんかならこい(谷川俊太郎)
十二.詩の授業
雪(三好達治)かっぱ(谷川俊太郎)ぼくのゆめ(谷川俊太郎)
十三.戦争はごめん
千羽鶴(谷川俊太郎)にんげんをかえせー原爆詩集・序ー(峠三吉)
水ヲ下サイ(原民喜)願いー一少女のプラカードー(谷川俊太郎)
戦争と平和(谷川俊太郎)
十四.どこへ行くの
幻の花(石垣りん)急がなくては(茨木のり子)
百歳になって(谷川俊太郎)まなび(谷川俊太郎)船出(辻征夫)
追悼 谷川俊太郎さん
おわりに
初出・出典一覧
本書で取り上げた詩歌の作者紹介
著者プロフィール
田中 和雄(著)
1935年東京生まれ。株式会社博報堂を経て広告の企画制作会社レマンを創業。77年に東京・渋谷に子どもの本の専門店「童話屋書店」を開く。安野光雅との出会いをきっかけに出版を始め、詩人の工藤直子、谷川俊太郎、まど・みちお、坂田寛夫、茨木のり子、石垣りんらの詩集を手がける。1998年に出版した絵本『葉っぱのフレディ-いのちの旅』はベストセラーになった。90歳を超えた現在も編集者として出版活動を続けている。
装丁者プロフィール
島田 光雄
1932年東京生まれ。千葉大学工学部卒業。グラフィックデザイナー。童話屋の書籍のデザイン、装幀に携わる。「のはらうた」「ポケット詩集」「葉っぱのフレディ」など田中和雄と童話屋の書籍を制作してきた。本年94歳。『詩が教えてくれたこと』の表紙のデザインを担当。
-
レビュー
(32)
- レビュー(32)
