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サイン本『風のつぎにくるもの』小津夜景【和書定価新本】

¥2,420($15.39)

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※サイン入りです

小津夜景さん初めての小説は、ちいさな物たちや日常の断片がふわっとほどけて遠い日の記憶や郷愁がひろがる、穏やかさと切なさと、時間から遊離した浮遊感がとても素敵です。

小津さんがエッセイのなかで漢詩を訳して読み解くとき、日常の中に千年前がふわりと立ちのぼるような、時間の断層が現れるような、時を経ても変わらずに密かに流れ続けている人の素朴な感情を見えるようにしてくれる感覚があります。

この小説にも同じ魅力があります。

文字を書くことを仕事にしている「わたし」と、「わたし」の住むアパルトマンの物置に居着いた「るるさん」の関係を描きつつ、「わたし」と曾祖母の思い出がふわりと立ちのぼります。

文字と言葉、身の回りの物たちのマチエールが、私たちの感情と記憶もほどいてくれる作品です。

『風のつぎにくるもの』
小津夜景/アノニマ・スタジオ

以下、出版社のHPより引用
https://www.anonima-studio.com/books/kazenotsugi/

『ロゴスと巻貝』『いつかたこぶねになる日』などの著作で知られ、俳句、漢詩や読書にまつわるエッセイの書き手として定評のある小津夜景さんによる、初の小説。
文字を書くことを仕事とする「わたし」と、ある日アパルトマンの物置に居着いた「るるさん」。わたしは、旧知の仲の女性と浜辺で出会った男性と関わりながら、るるさんとの関係を築いていく。

◆一穂ミチさん、長嶋有さん推薦!!
胸苦しいほどの懐かしさ。風が吹き抜けるようなその瞬間を、この作者は決して見逃さない。
一穂ミチ(作家)
描写がいい。一文一文が染みわたり、心の内側の輪郭が分かりそうなほどだ。そして読むと気持ちが静まる。
長嶋有(作家)

小津夜景(おづやけい)

1973年北海道生まれ。俳人。句集に『フラワーズ・カンフー』(ふらんす堂)『花と夜盗』(書肆侃侃房)、エッセイに『ロゴスと巻貝』(アノニマ・スタジオ)、『カモメの日の読書 漢詩と暮らす』(東京四季出版)、『漢詩の手帖 いつかたこぶねになる日』『漢詩の手帖 書庫に水鳥がいなかった日のこと』(素粒社)、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者須藤岳史氏との往復書簡集に『なしのたわむれ 古典と古楽をめぐる手紙』(素粒社)などの著作がある。

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