





『ケストナーの戦争日記 1941-1945』【和書定価新本】
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決めたぞ。
戦時下の日常で起きた重要なことを、きょうからひとつひとつ書き残すことにする。
そういうことを忘れないために書くのだ。
この戦争がどのような結末を迎えるにせよ、意図して、また意図せずに忘却され、改変され、解釈され、また再解釈されてしまう前に。
『エーミールと探偵たち』や『飛ぶ教室』で知られる児童文学者ケストナーが残した日記「青い本」は、その存在は知られていましたが、その全文を日本語で読むことはこれまできませんでした。その全訳が本書です。
ナチス政権下でケストナーの作品も焚書の対象とされ、彼自身も安全ではありませんでした。でも彼は、ナチスは短命で倒れるだろう、この独裁政権を総括する長編小説を書こうと、国内にとどまりました。しかし戦争は長びき、彼は困難な状況を生き抜くことになります。
「青い本」とは、日記が官憲の目に触れないよう青いクロス装の束見本(本文が白紙の書籍刊行前のサンプル)を日記帳としたもので、速記文字で綴られています。
本書は日記全訳に加えて、編者による詳細な解説と訳者あとがきが収められていて、ケストナーと彼を巡る状況がよりわかりやすい構成です。
ケストナーのこの日記は、他者に読まれることを想定せず書いたものだといいます。ひとりの文学者、言論人が戦時下で何を考えたのか、その考えは状況とともにどのように移り変わっていったのか。現代の私たちにも切実な関心を呼び起こす一冊だと思います。
『ケストナーの戦争日記 1941-1945』
エーリヒ・ケストナー/酒寄進一 訳
岩波書店
岩波書店の本書紹介ページはこちら
https://www.iwanami.co.jp/book/b649629.html
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