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『石垣りんの手帳』【和書定価新本】

¥3,960 税込

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詩人、石垣りんが日々を綴った手帳、その現物を1ページずつ写真に収めた貴重な本が出ました。

石垣りんは戦後の現代詩を代表するひとり。働く女性、生活者としての視点から、優しく、また鋭い言葉を残しました。戦前に14歳で銀行に就職して以来、定年まで勤め、実家の皆を支え続けた生涯でした。

その実家は荏原中延、後年に住んだマンションは石川台にありました。フラヌール書店から少し歩いて大崎広小路駅で東急池上線に乗れば、どちらもその沿線にあり、それは石垣りんさんが日々通った道筋です。

この本は、石垣さんが毎年使っていた手帳を原寸大で収録しています。手のひらに収まる小ぶりなもので、彼女が勤めていた日本興業銀行の支給品で、30冊遺されていたものから342ページ、37歳から78歳までの日常を抜粋してあります。そこに鉛筆で食事や体調のこと、人に会ったことなど、毎日のことが書き留められています。丁寧な筆跡は、その詩の作風にも通じているように感じます。

本書の冒頭には谷川俊太郎さんが石垣さんを追悼して読んだ詩が掲げられています。

石垣さんの詩やエッセイと合わせて、ぜひお手元に置いておいてください。

『石垣りんの手帳 1957から1998年の日記』katsura books刊

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